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セラミックファンヒーターの損得
電気代と暖房効率から考えて、暖房器具をつかいわけ
電気ヒーターを使用したセラミックファンヒーターなどの暖房器具で部屋全体を暖めようとすると、同一の暖かさを確保するまでのエネルギーが大きくなりすぎてしまい電気代が非常に高くなる傾向にあります。
セラミックファンヒーターの性質を理解し、たとえば部屋全体を暖めるための暖房器具としてエアコンを設置し、執務スペースや長時間使用する机や椅子の周囲にセラミックファンヒーターを置くというつかいわけが考えられますね。
メインの暖房器具としてエアコンやガス・石油ファンヒーターを使用し、補助的・局所的な暖房器具としてセラミックファンヒーターを利用するのが効率的な暖房法。ただ、最近ではセラミックファンヒーターなど電気ヒーターの性能も大きく向上したため、鉄筋コンクリート造りのマンションで4.5畳の洋室程度ならセラミックファンヒーターだけでも十分な暖房能力をキープすることが可能となりました。
小型のセラミックファンヒーターであれば2,000円〜3,000円程度で購入できる手軽さも魅力で、搬入搬出など持ち運びも容易で汎用性が高いという利点もセラミックファンヒーターはそなえています。総合的に考えると、クリーンなセラミックファンヒーターはおおいに活用すべきですが付帯条件つき。つかいわけで賢く電気代を節約するかぎりにおいては、決して損な買い物ではないでしょう。
セラミックファンヒーターの損得